青山と言えば、都内の中でもおしゃれな街であり、便利さもあわせて大変人気があるエリアです。おしゃれなショップや飲食店、有名企業が立ち並ぶエリアで、商業ビルやレンタルオフィスなども多く活気があります。青山の地価は、平成24年、25年と連続して下落していましたが、平成26になると上昇に転じ、その後も大幅アップを繰り返しています。
首都圏の中でも都心部であり、商業地域というイメージが強いのですが、一般住宅地もあり一般住宅地の地価も上昇傾向が続いています。赤坂御用地や本田技研本社がある外苑通りと国道246号線が交差する場所には、東京メトロ銀座線の青山1丁目駅があり、東京メトロ半蔵門線と都営地下鉄大江戸線の2路線が乗り入れており、乗降客数も増加が続いている地域です。都心の中でも賑わいがあり、企業からの人気も高いエリアですが、豊かな緑がある広大な東宮御所や秩父宮ラグビー場などがあるため、都会のオアシスともいえる場所でもあります。
青山は、銀座とほど近いことに加え渋谷とも隣接しており、ハイセンスで落ち着きのある大人の街として成長を続けてきました。高級ブティックや輸入高級ディーラーのショールームなどがある特別な地域です。また駐日ドイツ大使館や駐日カナダ大使館をはじめ各国の大使館があり、広告プロダクションなどのクリエイティブ業界の事務所も多いことから国際色が豊かで、クリエイティブな人が集うことでも有名です。
不動産の状況としては、商業ビルや大手企業の事務所が入るオフィスビル等が好調なことに加えて、住宅地の需要も高く高級マンションが供給されると大きな話題になります。高倍率となる住戸があったり、公開前の物件でも予約が殺到したりと青山のステイタスと便利さからニーズが高く、売り手市場と言っても過言ではありません。不動産の価格は、地価が比較的高評価されていることから、高いエリアではありますが需要も高いため人気がある地区です。
普通住宅地区はもちろんですが、駅北側のエリアも高い評価を得ており、地価は今後も上昇傾向が続くと思われますが、潜在的なニーズも高い地区のため売り手が有利な状況も継続しそうです。不動産の状況は、売買が活発に行われる人気の地区で土地だけでなく建物にもステイタスを求める人が多いので、上昇傾向ではありますが投資物件の人気も上昇すると見込まれています。商業地も住宅地も限られたスペースを取り合うような状況は、今後も続いていくと予想されます。